【工場内にはプランに影響するポイントがたくさん!】

>なぜ工場内を見せないといけないの?
プラン作成には現状の作業内容や作業ライン、人、物の動線が大きく影響してきます。私の経験上、お客さまと打合せをすると希望面積が生産量、生産内容に対して大きいケースが多いです。なぜ大きな面積が必要か伺うと「将来的にラインを増設したい」「ストックスペースを余分に準備しておきたい」など「将来・未来」に対するキーワードが出てきます。もちろん、将来を見据えた画は間違いではありません。しかし、将来必要な面積に対しても現在の建築コストが掛かってきます。実現可能な設備投資と希望は、分けて考えなければなりません。建設会社の目線で生産内容とライン、人、物の動線を把握してもらい、将来の希望を見据えた効率化されたプランニングをしてもらうためにも工場内の見学が必要となってきます。

>工場見学をしない建設会社は危険
ごく稀にヒアリングと現状の図面提出のみで、工場内見学をしないままプランを提出する建設会社があります。理想的なプランが提出され、大変すばらしい内容だと思います。しかし、この「理想的」には落とし穴があります。規模、スペックともにすばらしくともコストが合わず計画の縮小や見直しが必要となり、結果的に適正規模の提案に時間が掛かってしまいます。また、担当者とのヒアリングでは見えてこない現場での問題点は、やはり現場を見ることでしか気がつけません。プロジェクトのスピード、コストを考えるのであれば工場見学は必要工程であると言えます。

TOP FACTORY 事例

ニュートン(岩手県八幡平市)

プラスチック射出成形メーカーとして創業し、岩手県八幡平市では1986年より操業しています。一貫してプラスチック射出成型というモノづくりに取り組んでいます。お客様のニーズが大きく変化してきており、射出成...

シンコーメタリコン(滋賀県湖南市)

1933年京都で創業。金属やセラミックをコーティングする魔法の技術「溶射」を取り扱っています。人工骨(セラミック)から航空機のエンジンタービンブレード、鉄橋、ロケットのジェット噴射ノズルとミクロからマ...

JOTS(新潟県三条市)

JOTSでは素材であるダクタイル鋳鉄にオーステンパ処理(熱処理)を行い、引っ張り強さ・靭性・耐摩耗性を大幅に向上させることが可能に。この特性を生かし、自動車産業や建設機械・機械部品・建築部品など様々な...

藤沢工業(岐阜県関市)

1964年、岐阜市日野で創業者藤沢時男が車両部品の溶接加工業として始めた藤沢工業。1970年には株式会社として設立。現在ではオフィス家具を中心とした数多くの製品を開発・製造。オフィス家具のブランド「T...