>引渡し前の建物の所有権は建設会社にある
工期内に工場が完成し、引渡し後稼働となります。契約書に記載してある、最終時もしくは引渡し時の支払いが完了して貴社へ建物が引渡しになります。建物を引き受けるということは、工事が正しく行われ、納得したので工事金額を支払ったということです。逆にいうと、建物に不具合や施工不良が見受けられた場合には引渡し前に施主検査が行われるのでチェックして指摘すべきです。

>引渡し前のオーナーチェックではここを確認!
施主検査は、建設会社と施工に携わった設備・電気業者が同行して行います。工場の規模にもよりますが、だいたい1日で行われ、形式的な確認で終わるケースが多いです。

例えば、図面を見ながら建物の中をぐるっと廻り、数枚の図面確認で確認が終わる。などというパターンです。確かに1日ですべてを確認して廻るということは難しいので、工事期間中に現場をチェックし、試運転時や工場稼働後にしかわからない不具合の対処法を建設会社と確認しておきましょう。

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株式会社タケダ(新潟)

日本有数の金属加工の産地新潟県三条市で、1963年創業。創業時はミシン部品を製造。以来、各種精密部品の製造に着手し成長を続けています。加工部品だけではなく各分野における完成品のOEMも開始し各産業分野...

藤沢工業(岐阜)

1964年、岐阜市日野で創業者藤沢時男が車両部品の溶接加工業として始めた藤沢工業。1970年には株式会社として設立。現在ではオフィス家具を中心とした数多くの製品を開発・製造。オフィス家具のブランド「T...

矢島木材乾燥(秋田)

秋田県由利本荘市でフローリングの製造・販売を行っている矢島木材乾燥株式会社。1947年(昭和22年)、鳥海山にあるブナ材を主たる原料にした無垢フローリングのメーカーとして歩み始めました。国内で複合フロ...