【大きな後戻りが生じがちな危険な落とし穴】

>これがないとはじまらない!事業計画
このブログには「プロジェクト」という言葉が多く出てきます。工場建設プロジェクトの最大の目的は工場稼働による事業拡大や生産拡大であり「利益」をあげることです。決して工場建設がゴールではありません。利益を上げるため、生産を拡大するため、機械や工場といったモノに投資をするのです。機械は生産能力に直結するので、生産能力=事業計画となります。また、工場で働くスタッフの雇用も生産能力に直結します。どちらも会社にとっては投資なので事前に生産機械選定、人員拡充は事業計画に盛り込む必要があります。事業計画を立てておくことが必須です。

>事業計画ありきの予算計画
設備投資である機械、工場は事業予算をきちんと決めておく必要があります。投資対効果から述べると、生産能力から投資金額が決まります。機械を選定→生産能力を把握→その機械の予算立て→稼働するのに必要な工場をイメージ→捻出できる建設コストが算定されます。これが工場建設の「予算」となり、これを元に建築会社の候補を上げていくケースが多いです。ただし、工場イメージが最初は大きくなる傾向があります。将来を見込むことが多く生産能力をプラスするために、入れる予定ではない機械スペースや生産量以上の仕掛品や在庫保管スペースが欲しくなりますが、こういったケースが予算オーバーとなります。実際に建設会社と打合せし、無駄なスペースを抑えるアドバイスをもらい予算管理を実施するとプロジェクトがスムーズに進みます。

TOP FACTORY 事例

ユタカ電業(山口)

1976年山口県下関市設立。鉄道の設備メーカーとして日本全国の沿線で活躍。設備や機器、配線を守るための金具、金属ガード、配線盤などを設計・開発。ものづくりを通じて鉄道の安定した運営、国民の生活基盤や日...

藤沢工業(岐阜)

1964年、岐阜市日野で創業者藤沢時男が車両部品の溶接加工業として始めた藤沢工業。1970年には株式会社として設立。現在ではオフィス家具を中心とした数多くの製品を開発・製造。オフィス家具のブランド「T...

シンコーメタリコン(滋賀)

1933年京都で創業。金属やセラミックをコーティングする魔法の技術「溶射」を取り扱っています。人工骨(セラミック)から航空機のエンジンタービンブレード、鉄橋、ロケットのジェット噴射ノズルとミクロからマ...

末吉ネームプレート製作所(神奈川)

1923年(大正12年)の創業以来「企業の顔であるネームプレートを通じて社会に豊かさと快適性と安全性を提供する」という企業理念をもとにネームプレートの総合メーカーとして歩んできた末吉ネームプレート製作...